ワンパンマンがクソつまらない理由。面白くない理由を考えてみた

アイシールド21の大ファンであるおれが、村田雄介さんが描くワンパンマンの絵に惹かれるのは当然だった。ワンパンマンの設定とあらすじを少し説明すると、地球にはヒーロー協会なるものがあって、そこに在籍する個性豊かなヒーローたちが小さな犯罪から地球規模の危機までに対応し、悪戦苦闘するという内容だ。主人公のサイタマがめちゃくちゃ強く、どんな敵もワンパンで倒す。

この漫画には魅力的でかっこよく、それでいて個性豊かで面白いヒーローたちがたくさん登場する。

 ジュノスとかバングとか超かっこいい。アイシールド21の陸とか王城ホワイトナイツの監督の雰囲気が感じられる。

なんだこれ。カッコよすぎるだろ。画像やフィギュアを集めたくなるレベル。

イケメンすぎるキャラがぶつかり合う迫力の戦闘シーンは

もしかしてドラゴンボールやハンターハンターのようにワクワクドキドキ楽しませてくれる凄い漫画が登場したんじゃないか？！と思わせてくれた。

しかしその期待は完全に裏切られた。

面白くない理由を説明する

サイタマが強すぎて危機感が全くない。展開が同じ。

読んでいてまたこれか。またこれか。と展開が予想できる。

ほんっとにつまらない。

1.　敵が登場、めちゃくちゃかっこいい強そう。かなり強いとされているヒーローが

　なめてかかってボッコボコにされる。（強いヒーローを犠牲に敵の強さを際立たせる）

2 .本当に強いヒーローたちがバトル。迫力の戦闘シーン。絵めっちゃうまい。

画力のある凄い戦闘なのに、先の展開がわかってるからなんにも面白くない。

早く終われよとさえ思ってしまう。ハラハラドキドキがない。ドラゴンボールのように悟空の到着を待つ間、ピッコロと悟飯が死に物狂いで戦うようなドキドキとワクワクがないのだ。

3.ヒーローがボロボロにされてサイタマに「あいつは強すぎる！お前じゃ無理だ！レベルが違いすぎる・・・・」と力説。毎回このパターン。（ワンパンで倒すフラグが立つ）

4.なんのピンチもなくワンパンマンが敵をワンパンで倒す。

ここは笑うところなの？製作側はギャグとしてやってるの？

全部この流れ！

これは４、５巻ぐらいで繰り返すのだ。

例えば

はい。最強ビジュアルの怪物が現れました。これ最強デザインでしょ。

ものすごい宇宙船で地球に来ました。クッソ強いらしいです。

宇宙の怪物たちを統べる王のような存在。

ブチ切れて覚醒。スーパーサイヤ人化。

それがこう

↓

つまんな。

読んだら分かると思うんだけど、やられてるやつ

2,3巻にわたってずっと最強のヒーローたちをボッコボコにしてきた奴なの。

こいつのつよさを印象付けるコマ読んでてもどうせ一発でやられるんでしょ？って冷めて読んでしまう。

期待が裏切られるんじゃないかと読み進めても結局これ。

なんかギャグ漫画にしたいらしいが、ぜんっぜん面白くない。

ギャグになってない。

とにかくめっちゃ強い奴を一発で倒してハハハハッって笑わせたいのか知らんけど

ほんとつまらん。

これだけ魅力的なキャラがいるんだから

ハンターハンターやドラゴンボールのように誰と誰が戦ったらどうなるんだろう？！

とかっこいいキャラをそれぞれ育てて欲しかった

なんかもう絵がいいだけにすごくもったいないと思ってしまう。

みんな最後にワンパンされるオチの材料のかませ犬にされるだけだから。

ジャンプの編集部はダメだなと思った。

この設定じゃなくてバトル漫画にしたらものすごい売れてたと思う。

ハンターハンターやドラゴンボール、ワンピースに近い看板漫画になってたはずだ。

アイシールドが好きで村田さんの絵が好きで読んでみたけど

がっかりしまくりだった。

人気があってアニメ化もしてるようだけど人気の理由と受け入れられてる理由が

わからない。

まぁ気になる人は読んでみて自分がどういう感想を持つか試してみるといいと思う。

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