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【レビュー感想】「10年後の仕事図鑑」から考えるAI時代のこれからの生き方

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堀江貴文と落合陽介による著書、「10年後の仕事図鑑」を読んだ。

これからの時代、どうなっていくか、どのように生きていくのが良いかが

書かれていて、AIが台頭してくる近い将来に不安を感じている人や、

何かビジネスを始めようと思っている人など、未来を予測する一つの大きな参考になる

本だと思う。

未来を予測するということはとても大切なことだ。成功者の多くは未来を予測し、

チャンスを先回りして準備をしている。一般人はその成功者の例をみて後から

真似するがその時にはチャンスは過ぎている。

仮想通貨だって、お金の本質を理解し、これからくる時代の流れを予測してたくさん

買っていた人が儲けている。

幕末に活躍した西郷隆盛、大久保利通、坂本龍馬やその他歴史を動かしてきた偉人たち

圧倒的な時代の先を読んでいた。これからの時代は欧米を見習わないといけない。

このままの日本では欧米列強の植民地化されてしまう。と

 

適者適存。何か結果を出し続ける人間はずっと先の未来をある程度予測し

その準備をして今を懸命に生きている。だから俺は先見の明を持つ堀江貴文と落合陽介

二人の著書「10年後の仕事図鑑」から少しでも未来を予測し準備するためのヒントを

得ようと思って読んだ。俺が感じて思ったことを書いていく。

 

 

AIの台頭は社会に何をもたらすのか

AIによって仕事を奪われる!!と嘆く人々の声をよく聞くが、

そもそもAIに奪われる仕事なんて大したことないものなのだ。

コンビニのレジ打ちや事務作業、気が遠くなるような単純作業をAIが代わってくれ

るのだ。仕事を奪われるのではなく、非人間的な仕事から人間を解放してくれるのだ。

誰でもできる仕事というのは本当に身が入らない。バイトで荷物の仕分けをしたり

延々と繰り返される商品のチェックをしたことがあるが、あまりにも退屈すぎる。

人間には大きな脳があり、共感や感謝、創造性など他の動物が持たないものを

いくつも持っている。単純労働は人間の可能性を奪い取り、無機質な機械の一部にして

しまう。

そもそも古代ギリシャやどっかの国だと労働とは罰であったり奴隷がすることであった

人々は単純な生きるための労働を奴隷に任せることにより、暇を持て余した貴族たちは

議論をしたり絵を描いたり音楽を奏でたりと、哲学や芸術が育った。

単純労働は人々から創造性を奪い取っていると言える。

 

自分が支配者だとすれば、是非とも全員に労働をさせたい。朝から晩まで働かせて

ヘトヘトに疲れさせれば、体力もないし思考力もなくなる。政治について考えたり

意見なんて言ってる余裕を奪い取れる。

結局のところ、世界を牛耳る側の人間からするといかに労働によって非人間的にするか

が支配するための大きな鍵なのではないか。

AIによるロボットの台頭は人間をくだらない労働から解放させ自由にしてくれると

俺は思う。それなのに、「仕事が奪われる!!」と叫んでいる人を見るとかわいそうに

思う。AIに代わられるようなしょーもない仕事をずっとやらせてくれ!と言ってるよう

なものだ。もっと自分にしかできないAIと代替不能な存在になろうという発想はないの

だろうか。

 

 

これからの時代どうなっていくのか

これからの時代は好きなことだけで稼げる時代になっていくと堀江貴文はいう。

好きで好きで夢中になって没頭してその先にオンリーワンになり多くのお金を

集めることができると。インターネットが発達し、今度はスマホが出て

インターネットが手の中に入った。簡単にビデオも写真も高画質で取れる

ありえないような時代。当たり前になったのはほんの数年前からだ。

youtubeやブログ,showroom、ニコニコ、今度はP-sportといってゲームの格闘技も

生まれ、遊びまくるだけで自分の価値を生み出し、稼げる時代になった。

そしてこの流れは加速するだろう。

AIによって仕事から解放された人間は、暇を持て余す貴族たちのように

自分の遊びに夢中になるだろう。何かを発信する人間もいればそれを見て楽しむ人々も

たくさん出てくる。もっともっと好きなことだけで稼げる時代がくるはずだ。

 

生き残っていく人間とは

生き残っていく人間は自分の好きを極めた人間。

せめて100人中1位になならないとダメだと。100分の1を何個も掛け合わせることに

よって100000分の1を作り出し、それが自分の価値となりブランドになると。

そしてその価値はどういう風にお金と交換できるかを考えなければならない。

自分を磨き、自分の価値を高めること。そしてその価値とお金を交換する方法を

知っていることがこれからの時代に生きていくために重要である。

 

おれはやりたことや興味が多すぎる。なんでも器用にある程度こなすことができるが

順位でいうと100人中30位くらいだろう。どの分野でも下を見るとたくさんいるが

上には上がいる。素人よりもちょっとうまくできるレベル。

こんなんじゃ金は稼げないし自分の価値にならない。

新しいことが楽しいし好きだからいろんなことに挑戦はするが深みへはいけないのが

今の悩みである。もっともっと1つのことを掘り下げてそれを交換可能な価値として

自分に身につけられるよう日々没頭してみようと思う。

 

結論

これからの時代は好きなことだけで生きていける。

AIに取って代わられない人間になるためには好きを極めて自分という価値を

交換可能なものにすること。

 

本で紹介された素敵な言葉がある。

 

 

「不確かな持論を持つ思想家の道を辿れ。自らの考えを論争の脅威に晒せ。

率直に意見を述べ変わり者のレッテルよりも従順という汚名を恐れよ。

そして自分にとって重要に見える問題のために立ち上がりどんな困難にも立ち向かえ」

 

IBM初代社長 トーマス・J・ワトソン

 

 

自分という存在を磨き抜こうじゃないか!!!

 

 

10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑

 

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